Web系オンラインサロンに入ってただただ動画コンテンツを見て自分なりにメモしたところをまとめました。中身としては、Web制作に関するコンテンツではなく、SEOやWebマーケティング、Web広告・リスティング広告のことが多いです。(特に、SEOに関しては学びが多かったです。)
この記事の目次
ひたすらメモったこと
SEOについて
SEOについては学びが多く、さらに項目を細分化してみました。
記事作成
- キーワードの洗い出しに関しては、キーワードプランナー、Ubersuggest、hrefsを使用している(特に、Ubersuggestがおすすめ)
- 検索意図が同じキーワードはまとめる(「おすすめ」「ランキング」は1キーワードとしてみる)
- キーワードプランナーでキーワードを見つけて、Ubersuggestで深掘りして、キーワードをさらに深堀りする
- 競合サイトがどういったキーワードで流入しているかをhrefsで調べて、キーワードを見つける
- 洗い出したキーワードに優先順位をつける(全部調べるしかない・・・)(→業態的に上位取得可能か、サイトドメインパワー、サイトインデックス数、コンテンツ力で評価する)
- 記事フォーマットは必ず作る
- 狙いたいキーワードを検索順位1〜10位まで調べる→余計な見出しは削ぎ落とす
- 競合が書いていないことで重要なことを見つける
- キーワードの検索意図を深く知ることが大事(潜在ニーズを拾って、書き足す)
- 共起語ツールで潜在ニーズも拾う(あくまで参考程度にする※全て含めるとかではない)
- 内部リンクに関しては、遷移させるリンクテキストにキーワードを含める(たいていはタイトルでOK)、親子関係を意識した内部リンク設定にする
- 権威性のあるドメインへの発リンクは重要でアップデート対策にもなる
- エリアキーワードは、エリア独自の情報も掲載(情報の重複を回避)
- 競合との差別化として、(一次情報を入れる、ヒアリング内容を入れる、監修を入れて、コメントを入れてもらう(リンクビルディング+EATで有効)、体験記事など)
- ライターはタスク形式で1000文字を20件依頼して、良い人を絞る(→数記事依頼→継続依頼することが多い(テストライティングを依頼))
- 共起語は意識していない(キーワード選定が上手くいってれば、自然と含まれるはず)
- 1記事1キーワードではなく、1記事1検索意図が良い
- 小記事については、親記事を記事初めとかに持ってきている
- 商標のまとめを親記事で作って、小記事へ流すのはおすすめ
- noindexの基準は、限りなく低品質のみで良い
被リンクの獲得方法
- 良いコンテンツだからといって被リンクが勝手に増えていくわけではない、能動的に被リンクを獲得していく必要がある
- nofolowがないリンクがやっぱり重要
- プレスリリース、協会に加盟、専門家・業者への取材、記事の監修、体験談の使用の許可、無料ポータルサイトに登録、比較サイトに登録などが挙げられる
- 被リンクを獲得するコンテンツを作って、記事の中に図解やイラストポジショニングマップなどを入れる。また、用語解説やトレンド性の情報もリンクされやすい
- 画像を逆検索して被リンク依頼する
- 権威性のあるサイトに寄稿する(サイトに関連性のないものはあまりやらないほうがいい)
- 統計データなどの一次情報をリサーチしてプレスリリースを打つ
- ウェビナー・セミナーなど、イベント協賛、コラボレーションなどのオフラインイベントも被リンクを獲得する一つの手段である
- 独自のツールを作る方法もある(サルワカさんなど)
リライト
- メディアの業界・内容によっては、記事を作る範囲内容は限られていることが多いので、いかにリライトして信用性を保つかが重要になってくる
- リライトしてから検索順位が上昇するまでには6ヶ月ぐらいかかるし、またそこから順位は下がるものである
- リライトの重要性は疎かにされがちで、記事の洗い出しが重要になってくる(例えば、検索順位の10位と11位では流入数が大きく違うのでリライトの1つのポイントでもある)
- 上位表示している記事で、自分の記事ないコンテンツを追記する(検索ニーズの意図を把握するのが大事)
- 順位の割にCVRが低いものに関してはタイトルタグの修正が有効
Googleサーチコンソールの活用方法
- インデックス登録をリクエストは新記事公開とリライトの時に使用することが多い
- 検索アナリティクスは表示回数が多い順に並び替える→新しいキーワードの発見する
- ページタブで平均CTRと順位を見る(→順位の割にクリック率が悪いのであれば、タイトル・メタディスクリプションを改善すること)
- 順位によるCTRの目安については検索すれば出てくる、例えば下記の記事
- 「外部リンク」は、hrefsだけでは発見できないものも発見できる可能性がある
- URLの削除機能はたまに使う程度
その他
- サイト設計のところでいえば、SSL設定(301リダイレクト含む)、XMLサイトマップの送信、noindexの設定、URLの正規化はきっちりできてないサイトが多い
- E-A-Tはサイトの専門性(特化型のサイトの方が評価されやすい)、権威性(書いた人が専門家であることを明記する)、信頼性(発リンクが重要である)→特に、YMYLの領域では重要になりつつある。
- ドメインの質で新規参入でアフィリエイトをするのは難しい(→アップデートでアフィリがどんどん厳しくなっており、コンテンツよりもE-A-Tの評価が強い傾向があり、取れないキーワードが増えてきた、地域系のクエリも比較サイトの表示が減ってきた)
- SEOは時間がかかることを説明する(半年ぐらいはかかる)
- 競合調査において、指名検索数を調べるのはキーワードプランナーでやっている、サイトのインデックス数、コンテンツの質を見ることが多い
- 検索結果ページはnoindex設定にする
- とりあえず100記事入れるっていうのは時代遅れ、DRがSEOにとっては大きい要素になりつつあるので領域選定が重要
- hrefsを基準としたドメインレートが大事(→権威性のある被リンクをたくさん集めて50〜60を目指す)
- 別ドメインからの送客は古い
- Googleタグマネージャーで全ての内部リンク・外部リンクを可視化してCVR改善することができる
- ドメイン直下のSEOは今のトレンドに合っている
- EFOも1つの施策。離脱防止バナーも1つの施策としてあり
- SEOのシミュレーションは検索ボリュームを出す10,000のインプ×20キーワード=200,000→ヒット率(DR)から、CVRを算出して、サイト流入数を出す(商標と一般キーワードでCVが違ってくる)
MEOについて
- クリック率高い(3〜9%リスティングは1%)、競合が少ないので狙い目?
- デメリットはできる施策が少ない、SEOの順位が影響するのでSEOも上げる必要がある?
- 情報タブでは表記に注意する。写真はキレイに、Googleストリートビューの導入も1つの手段
- 口コミの返信も大事
- MEOに影響するのは、関連性・知名度・距離(→知名度に関してはサイテーションも影響するので、SNSなども大事)
- 店名にキーワードを含める(→ガイドライン違反にならないように、事業名を入れる店舗が望ましい)
- 口コミにキーワードがあると良い
- 高ランクのローカルガイドからの口コミは重要度が大きい
Web広告
- ダメな広告運用会社はキーワードが網羅されていない(妄想で設定していることがある)
- リスティング→リタゲ→FB・インスタ広告の流れが基本(媒体チェックは必要)
- 出稿キーワードを整理(除外ターゲットを含め)、同義語・類義語、関連キーワード、サジェストを洗い出す
- ディスプレイ広告はクリエイティブの部分が大きいので、改善できると断言するのは難しい
- 一般キーワードにおいては、意味分類ごとに広告グループを分けてTDを細かく設定すべき
- 部分一致だけでは良くない、理想を言えば、完全一致のコスト比率が90%が理想
- 広告運用者に求めれるのは、「ユーザーとユニークなコミュニケーションが取れるか」と「機械学習の精度を担保できるか」という点である
- 指名と一般に分けて運用することが多い、キーワードの精査して改善していく
- 完全一致、フレーズ一致、絞り込み部分一致、部分一致を使い分ける(完全一致だけなら部分一致を織り込んで使い分ける、部分一致だけならCPAを悪化させているキーワードを抽出して絞り込み部分一致、完全一致などにする)
- 限られたキーワードで入ってくるものに関しては、自動入札でオッケー(多種多様なキーワードで入ってくるサイトに関しては、キーワードの管理が必要)
マーケティング
- 広告宣伝費は商品力が悪いことに対する罰金
- IMP × CTR × CVR × LTV=売上、CVRとLTVをあげてからIMPとCTRを改善
- IMPは今ならTwitterとYouTube、
- 全てのチャネルをジャックしていく
- 競合企業から顧客を取るイメージ(ペルソナ・事業者から逆算)
- 大切な内容は全て出して良い
- 広告運用は一番稼げるが、結果出ないと辛い(キャッシュフローが問題になりやすい、でかい予算を取らないと意味がない、ただこれからはAIなどの介在で人が関わる余地がなくなったり、広告媒体の多極化で難しくなっていくかも)
- SEOコンサルするなら、実行も巻き取る必要性がある(偏差値60ならアウトプットが変わらないイメージ)
セールス・ブランディング
- ポジショニング戦略として、他の人・他社に比べて、何がいいの?何してくれるのかを明確にして発信する(価格、スピード、品質どれを推すのか、マニアックすぎると市場として成立しない)
- ブログとSNSとYouTube(→自分の活動をストックしていくことにマイナスはない)
- 自分が教える側になる(勝手にセミナーをして良い)
- 独立したことを発信する(覚悟決めたことは応援されやすい、発注側としては価格が安くチャンスに見える)
- いろんなところに顔を出していることが強い
- 小さな案件から恩を売ることで、大きな案件につながっていく
- 仕事を巻き取ることで、リプレイスされにくくなる
- クライアントよりも喜び、クライアントよりも感情的になる(クライアントの事業を自分事化して、より深めていく)
- オフラインでのコミュニケーションは重要
- 結果が出ない時に、アップセルさせるのはナンセンス(失礼に当たる可能性がある)で、人材を増やすなどで原価率を下げる(→ 売上の期待値を必ず達成して、信頼を絶対に下げない)
- 結果が出た時はアップセルチャンス
- 成功体験をフルコミットする(2割でも成功打率としては高い方)
- フリーランスとして安定するには、発注力を増やすことが大事(自分商流を拡大していく)→しんどい時は、ディレクターが制作をするなどレイヤーを下げて対応する
- 単価を左右する一番大きなポイントは数字責任を負うか負わないかしかない(→数字責任を負わないのであれば、クオリティーとスピードのみが価値、契約時に切り分けが大事)
- 外注先マネジメントは、今後二度と仕事しないのであればテキトーに、この人と仕事したいと思われるのが理想的
SEO中心に重要だと感じこと
コンテンツ至上主義
「コンテンツイズキング」
かなり使い古された言葉ですが、SEOの世界ではこの言葉を信じてる人は年々少なくなっているかもしれません。なぜなら、どんなに良いコンテンツを作ってもそれが検索順位に寄与することが減っているからです。
Googleは常に、検索結果の改善としてアップデートを繰り返し続けいています。その結果の1つが大きなアップデートである「E-A-T指標」の導入です。
3.2 Expertise, Authoritativeness, and Trustworthiness (E-A-T)
For all other pages that have a beneficial purpose, the amount of expertise, authoritativeness, and trustworthiness (E-A-T) is very important.
特に、YMYLの領域ではその道の専門家の監修がないとSEOは難しくなっています。
となると、SEOで戦うためには、発信者が発信するジャンルの専門性(Expertise)、権威性(Authoritativeness)、信頼性(Trustworthiness)を高める必要があります。
E-A-Tどうやって高めるの?
じゃあ、どうやってE-A-T高めるの?ってところで、自分の中ではSEOについて諦めてたところがあります。ただ、今回は学習コンテンツを通じて2つの解答を得られたことは大きかったです。
リンクビルディング
リンクビルディングとは戦略的に被リンクを獲得していくことです。「コンテンツイズキング」良い記事を書けばそれで被リンクが獲得されるはずだと信じてる部分はありましたし、Googleもそういった立場で回答に答えてるのを聞いたことがあります。
これに関してはやはり疑念しかありませんでした。
リンクビルディングはこれに対する回答です。何者でもない人がE-A-Tを獲得していく手段としてリンクビルディングがあります。特に、海外ではこのリンクビルディング専門に行っている会社も出てきているぐらいに有効な施策みたいです。
具体的な手段に関してはメモにも書いていますが個人レベルでもできることはたくさんあります。
Twitterを伸ばす
SEOの観点からいえば、元も子もない話かもしれませんが、ここでいう「Twitterを伸ばす」というのはSEOを諦めて、SNSから集客するということではないです。もちろんSNSの方が相性が良い事業はたくさんありますが…
僕が知っている事例でいうと、5万人以上フォロワーがいるWebデザイナーが、最近今までの自分のtipsをまとめたWebサイトを開設しました。このサイトの記事は、老舗のWebデザイナーためのサイトと比べても、見劣りせずSEOでも検索順位が高い傾向があります。
おそらくですが、
・Twitterからの流入によるサイトアクセスへの好影響
・Twitterでの人気がE-A-T指標に好影響
・Twitterの人気→出版→E-A-T指標に好影響
と考えています。。
Twitterでの人気が「指名検索」・「サイテーション」にもつながってる可能性は大いにあり、SEOに注力するのであれば、Twitterを活用するというのは避けられないかなというのが僕の意見です。
逆にいえば、Twitterでさえ人気があればその分野のSEOは簡単なのかもしれません。
※もちろん、業界によって態様は違うので一概には言えませんが…
全てがつながっている・・・
リンクビルディングもTwitterに関しても、究極的に言ってしまえば「広報・PR活動」と言えるかもしれません。自分のこともしくは企業・事業のことを知ってもらう活動全てがSEOにとっても重要だと言えます。
そして広報活動は、フリーランスが仕事を受注する上でも非常に有効な手段です
個人レベルではテレビCMを打ったり、大きく広告していくなんてことはできないです。それでもSNSに関していえば、無料で始めることができますし、活用方法によっては大きな効果をもたらします。またいろんな人に教えるセミナーであったり、今書いているブログも広義で言えば広報・PR活動の一部でもあったりします。
こうして考えれば、SEOというのはもはや技術レベルでできることは少なくなってきており、「指名検索」を伸ばすためにどうやって広く知ってもらうか?が大きなカギとなっているのではないでしょうか。個人でも法人でもできることは無限にあります。
行動指針として立てたこと
このオンラインサロンのコンテンツを通じてSEOにより詳しくなりました。E-A-T指標を測る指標として、hrefsというツールのドメインレート(DR)という数値があります。他のWeb系フリーランスの方のサイトドメインと比較して比較的高い数値となっていました。
もともと自分のサイトはポートフォリオサイトとして、クライアントさんに見てもらうことしか考えていない設計になっており、今までSEOを考えたことはありませんでした。
ただ、ドメインレート(DR)をみると、自分のサイトがSEOの面でかなり損をしているのでは?という認識を持ち始め、事業サイトのリニューアルに踏み切りました。
これがまずは、1つの大きな行動指針の1つです。
(2022年1月にリニュアルしたものを公開しました。)
このサイトを基軸に、リニューアル後は個人レベルで出来る範囲でリンクビルディングの活動も行っていきたいと考えています。またTwitterもビジネス的に活用することを考えています。
こういった行動指針を立てることができたのは、こサロンに入会して有益な情報に触れさせていただいたからこそです。今後もこのサロンに限らず、学び続けると同時に具体的に行動を起こして自分自身の成果・結果につなげていきたいです。