- 簡単に事業内容をお聞かせください。
創業者がである父が作った商材であるバイオマストイレの販売をしています。
バイオマストイレとはバイオマス(活性炭・高温加工炭)+バイオ(微生物)の働きで、(し尿)を分解して、自然蒸発させる処理装置付きの循環式水洗トイレのことで、富士山麓の公園など水洗式トイレが導入できない場所で活用されています。
- 会社名:
- 関西ピー・ジー・エス株式会社
- 設 立:
- 1994年5月12日
- 所在地:
- 大阪府高槻市天川町41番2号
- 事業内容:
- バイオマス(活性炭・高温加工炭)+バイオ(微生物)の働きで、(し尿)を分解して、自然蒸発させる処理装置付きの循環式水洗トイレです。 一般的に循環式エコトイレは「活性汚泥法」に基づく合併浄化槽(合成樹脂製)を活用し、 その後、余分の水分を除くために循環装置を設けています。それに比べてPGS方式バイオマス・トイレでは、SF法という新方式を採用しております。
- URL:
- https://pgs.co.jp/
サイト制作を頼むのも初めてで、何からお話をしていいかわからなかった・・・
- 依頼内容やこだわりを教えていただけますか?
サイト制作の初心者で、本当ウェブにことも詳しくないので特にこだわりとかはありませんでした。ただ、事業継続をしていく上でもWebサイトが商材の窓口にはなるので、お問い合わせが増えると良いなーとは思ってました。
- なぜ当事業に依頼するきっかけは?
クラウドワークスやランサーズなどの大手ではなく、ちょっと特殊なソーシャルサービスで募集させていただきました。たしか、20件ほどお問い合わせいただいたのですが、すぐにお会いしてお話できたことがすごく大きな決め手でした。
こちらもサイトをご依頼したことがなく、何から何までお任せの状態でしたが、わからないことなど丁寧に説明いただきLIVALESTさんに決めさせていただきました。(2016年11月当時)
おかげさまで毎月定期的に、5件ほどお問い合わせいただくサイトに!
- 依頼した後の成果等はいかがですか?
ニッチな商材ではありますが、毎月100件ほどの問い合わせがあります!ただ、ほとんどがスパムなので、その中の5%の5件ほどが毎月の問い合わせ本数となります!
また、サイト作成に関してもですが、その周りの複雑なサーバーやドメインのことまで全然わからないので、その点を全てお任せできる点は良かったです。
- 今後の目標等はありますか?
実は、2021年10月で会社を清算させていただくことになり、今後は協業企業に引き継ぐこととなりました。それに当たりサイトをどうするかの話もあったのですが、問い合わせを継続的に獲得できている資産という観点からも引き継ぎの対象となりました。それにあたり、製品ページの追加などをサイトの追加リニューアル依頼させていただいています。順調に問い合わせはあるので、今のサイトを継続しつつ、製品・事例を追加していただきたいと思っています。
クライアント様の製品に対する熱量をサイトに反映したい!
サイト作成でこだわった点
サイトリニューアルではあるものの、現状のサイトがかなり古く、サイト素材の流用は難しい状態でした。 また、僕自身が知らない製品であったこともあり、まずはたくさんの製品カタログを頂戴したり、クライアント様から商材についてもお話をお伺いすることを中心に始めました。商材であるバイオマストイレに対する熱意をすごく感じて、サイトにその強みなどを落とし込めればいいなーと感じていました。具体的には、
- ・コンテンツの設計配置
- ・任意売却の特徴
- ・ロゴの緑、自然・エコイメージの緑を配採用
- ・事例を細かく紹介
- ・狙うキーワード設計
を意識して作成いたしました。
コンテンツの設計配置
今回のサイトはコーポレーションサイトの意味合いも強い反面、製品の訴求というメイン目的を達成する必要があったので、製品の内容をトップページに全面的に配置する設計にしました。
流入経路がほぼgoogleのSEOという側面もあり、製品名の指名キーワードで流入するようなサイトにし、トップページでその製品を説明しようというコンセプトがありました。
ロゴの緑、自然・エコイメージの緑を配採用
製品名に「エコ」とありますし、ロゴイメージが木をイメージしたものだったので、配色としては必然的に緑になりました。メインビジュアルの一枚目もカタログイメージをサイトカラーに近づけて、緑を全面的に押し出したイメージを採用しました。
事例を細かく紹介
カタログにはたくさん事例は紹介されているのに、既存のサイトには事例ページはありませんでした。これは設計段階でマストだなーと考えてまして、カタログ含めた提供素材を読み込み、いただいている写真素材を見比べて、事例コンテンツの選定や優先順位を決めていきました。
狙うキーワードは?
「バイオマストイレ」というキーワードを中心に置いて設計をしましたが、やはり競合も強く、2021年10月某日段階では、
「循環型水洗トイレ」 1位
「循環型トイレ」 3位
「バイオマストイレ」 8位
「バイオマス・トイレ」 14位
と、やや設計とはややズレた内容になってました。
もちろん、方向性が間違っているわけではなく、ズレていた「循環型水洗トイレ」というキーワードでもお問い合わせがあるようなので良かったです。
サイトの今後について
母体は変わってしまいますが、まずはサイトの運営は続けていくという決定をしていただいて、こちらとしては非常に嬉しかったです(自分の作ったサイトがなくなることが何よりも悲しいし、自分の非力さを痛感する番でもあるので)。
今後は、製品追加依頼を受けてますので、製品の指名検索では1位の取れるようなコンテンツにしたいのと、事例を追加を頻度をもう少し上げて、ちょっとずつ更新性を高めていきたいですね。その際の、コミュニケーションも大事にして関係を築いていければ幸いです。
また、2016年の制作当時に比べて、コロナウイルス猛威によってニューノーマル時代に入り、SDGsの観点から製品の需要が高まっていくことが予想されます。SDGsを意識したサイトに作りかえをしていきたいと考えています。
編集後記
今回、インタビューをさせて頂くにあたって、やはりサイト公開後のお話を聞けるのは貴重な体験で、良いお話も聞くことができて嬉しかったです。窓口はほぼWebサイトということで、今後もサイト内のコンテンツをじっくり貯めていき、より成果・反響のあるサイトを目指していきます。