
最近ランサーズを使ってお仕事を発注する機会がありました。内容的には、ウェブサイト用の素材すなわち写真撮影をするためフリーの写真家を募集する機会がありました。形式的には、どこかのスタジオで撮影ということではなく、出張撮影を依頼するものでした。主に、人物・事務所風景の撮影を依頼しました。
基本的には僕自身が、ランサーズで仕事をとってくるというのはあまりないのですが、今回発注側として、30点の提案をいただき、いろいろな知見を得ることができたのでそれをまとめました。
普段ランサーズであまり仕事が取れない人、また発注しても提案が集まらないというような人に参考にしていただければうれしいです。
発注するで上で気をつけたこと
まず基本的には何よりも時間的コストを意識しました。僕自身もフリーとして時間的コストを意識しながら仕事をしており、今回ランサーさんの「選定」に時間を割きたくなかったからです。(現実的に、物理的に、あまり時間がなかったというのもありますが。。。)
条件を明確にする
僕が設定した条件をまとめると、
・大阪在住であるということ
・クオリティーを求めているというわけではないということ
・撮影枚数の上限がないこと
・実績がわかるようなURLを教えていただくこと
大きくはこちらの5つを設定させていただきました。
良い写真家さんと出会えたとしても、日程で折り合わなければまったく意味がありません。そういった時間的コストを加味して、大きく条件を絞りました。(それでも30件も提案いただいたので、かなりびっくりしましたが。)
分かりやすい文章で端的に
ランサーズの依頼概要の文章は、なるだけわかりやすく明確な文言を使用することを心がけました。なるだけ発注側としての目的が伝わりやすく、求めているものを相手に理解していただけるように記述しました。発注側と受注側の相互に意思を共有したかったからです。無駄な齟齬を生じないように、個別での質問がないように心がけました。
追記でさらに条件を絞る
今回に関して言えば、僕の想定以上に提案をいただいきました。もちろん提案が少ないよりは多いほうがいいには決まっているのですが、あまりに多すぎるのも考えものです。そこで追記して、条件をさらに絞り込みました。具体的に言えば、予算的な制限をかけました。
どのように写真家さんを選定をしていったか
ランサーズには、絞込み機能があったので選定はやりやすかったです。この人が良い!という決め方よりも、自分なりの基準を作って候補者を絞り込んでいきました。
評価が0もしくは、悪い評価の人
30→24
実際に会ったことがない人と仕事をするというのはハードルが高いですよね。最低限の評価、口コミを基準として使いました。
予算が高い人
24→10
予算でだいぶ絞りました。写真家さんがどういった基準で値段設定をしているのかわかりませんが、今回はクオリティーを求めていないということもあって、提案の見積もり額によって14人を対象外とさせていただきました。
年齢的な条件
10→4
僕は今年31です。今後とも、一緒にお仕事をしていきたいと考えたときに、できるだけ年齢は離れていない方が良いなということが念頭にありました。ただ、やはり思っていたより年齢が高い方が多く、そういった方達の方がスキルもあるのでしょうが、今回は見送らせていただきました。
残りは加点評価させていただきました。
ホームページ
まあ、ホームページは商売柄どうしても見てしまいますね。だいたい、そこのどれぐらいお金かけてるかもわかってしまいます。あと、1人だけブログをマメに更新されていました。あまりブログを更新していない僕がいうのもなんですが、それだけで尊敬します。
実績・またそれの更新
ホームページで、実際にどういう実績を載せているかは参考にさせていただきました。少なからず、自分がイメージしている写真を撮ってらっしゃるか、またその数は豊富か(実績は多いか)、またその実績の質(どういう方の写真を撮られているか、会社なのか、個人なのか)など拝見させていただきました。
顔写真の有無
これ多分、地味に大切ですよね。1人の方以外は全て顔写真がわかるような方で安心しました。
まとめ
こうして今回は1人に絞らせていただいたんですが、実際に一緒に仕事がして見たいと思える人はもう1人いました。この僕の判断が正しいかどうか、正直会ってみないと、また一緒に仕事してみないとわからないとこが多いです。ただ、自分の中で明確に条件を絞ることで、自分で納得いく決断をすることができました。
また、自分が発注側に立つことで、普段は受注側の自分について、見直さないといけないことがすごくたくさんありました。(自分の写真撮り直したいな。。。)
ぜひ、クリエイターをランサーズなどのクラウドソーシングで募集する場合は参考にしてください。