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Googleの口コミで身バレする原因は?誰かわかる原因と対策10選を解説

「Googleに口コミ投稿してみたいけれど身バレが怖い…」
「口コミをしたのが誰かわかる、個人特定が怖い…」

このように考えている方は少なくありません。しかし、良質な口コミはサービス向上につながり、店舗経営者にとっても集客に役立ちます。また、GoogleはGoogleマップでの口コミ投稿を推奨しており、今後は口コミ投稿が重要視されていくでしょう。

この記事では、Googleに口コミ投稿で身バレする原因について解説します。そのうえで身バレしない対策方法を10個紹介。Googleに口コミ投稿したいけれど身バレが怖い方は、ぜひ参考にしてください。

  • Googleの口コミから身バレを防ぎたい人
  • Googleの口コミを書くと誰かわかる、個人特定されるのが心配な人
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Googleの口コミから身バレする原因7選

Googleの口コミから身バレする原因は、おもに次の7つです。

  • Googleのアカウント名を本名で登録している
  • Googleのアカウントアイコンを本人写真にしている
  • Googleの口コミの投稿写真にプライベートのものが写っている
  • Googleの口コミに個人を特定する情報を記載している
  • 「ロケーション履歴」をオンにしている
  • 発信者情報開示請求を利用される
  • 裁判を起こされる

それぞれ詳しく解説していきましょう。

Googleのアカウント名を本名で登録している

Googleの口コミ投稿には、Googleアカウントが必要です。また口コミ投稿するにはGoogleアカウントにログインしている必要があります。さらに口コミには投稿者の名前が表示される仕組みです。そのため、本名で登録している場合は、誰が投稿しているか身バレしやすくなってしまいます。

Googleのアカウントアイコンを本人写真にしている

Googleにログインすると、アイコンが表示されます。そのアイコンを本人写真にしていると、知り合いが見たら、あなただと身バレしてしまうでしょう。写真を設定していない場合は、アカウント名がアイコンに表示されます。

Googleの口コミの投稿写真にプライベートなものが写っている

アカウント名や写真を本人とは違うもので登録したとしても、投稿した写真にあなただとわかるようなものが写っていると身バレの原因となります。例えば、次のようなものが写っていると身バレしやすいでしょう。

  • 人物の写真
  • ネイルや小物(バッグや財布)
  • 服装の一部

わからないだろうと軽く考えがちですが、接客した店員が覚えていたり、知り合いが見て気づいたりします。身バレしたくない場合は、プライベートなものが写っていないか確認をしてから投稿しましょう。

Googleの口コミに個人を特定する情報を記載している

写真はもちろんですが、口コミに個人を特定するような情報を記載すると身バレしてしまいます。たとえば次のようなものが身バレの手掛かりとなるでしょう。

  • 来店日時
  • 来店人数(家族かカップルかなど)
  • 座った場所
  • 頼んだメニュー
  • 対応したスタッフ
  • 個人的な情報

また、次のような投稿内容がヒントとなって身バレする場合もあり得ます。

  • 「私の家から歩いてすぐのお店です」
  • 「毎週金曜日に通っています」
  • 「私の友人が働いています」

利用した店舗情報を投稿するので、どうしても近隣店舗の投稿が多くなりやすい傾向です。そうなると居住地域が特定されやすいため、できるだけ個人的な情報は投稿しないようにしましょう。
とくに、お店側に住所や電話番号などの個人情報を渡している場合には、調べて居住地を特定される可能性もあるため注意が必要です。

「ロケーション履歴」をオンにしている

Googleの設定で「ロケーション履歴」をオンにしていると、スマホを持ち歩いたすべてのルートが記録されます。オンにしておくと便利なケースは次のとおりです。

  • 自分の行動ログが分かる
  • スマホを落としたときに探せる

便利な機能ですが、オンのままだと自宅までのルートも記録されてしまいます。何らかのきっかけで履歴(タイムライン)情報が流出すると身バレする可能性もあるでしょう。

発信者情報開示請求を利用される

法律違反やガイドライン違反の口コミを投稿した場合、被害者からの要望でGoogleやプロバイダがIPアドレスを開示するケースがあります。また、悪質な口コミに対し、被害者が弁護士に個人の特定を依頼する場合も同様です。

明確な法律違反やガイドライン違反をしていた場合は、請求によりGoogleやプロバイダがIPアドレスを開示するケースもあるようです。
禁止および制限されているコンテンツはGoogleのローカルガイドヘルプで確認できます。

ガイドラインに違反しない書き方をしていれば、個人情報保護の観点からGoogleやプロバイダによって情報開示されることはまずありません。とくに、個人からの開示請求に応じることはほぼないようです。

ガイドラインに沿ってマナーを守った書き方をしていれば身バレする心配はないでしょう。どのケースも、ガイドラインを違反していなければ、発信者情報開示請求されることはほぼありません。

裁判を起こされる

個人が弁護士に依頼し裁判になれば身バレする可能性は高まります。Googleは本社がカリフォリニア州にあるため、弁護士はアメリカのディスカバリー制度を利用可能で、これを利用して開示請求された場合、1、2ヶ月と比較的早期に個人が特定されます。

ディスカバリー制度とは
米国での民事訴訟において、訴訟の相手側に証拠の開示を求める制度のことです。

ただし、万が一裁判を起こされたとしても、虚偽や悪意などの証拠が不十分であれば情報は開示されません。

Googleの口コミから身バレしないための対策10選

身バレの原因を知ったうえで、これから紹介する対策をしておけば、身バレの心配はほぼありません。それが次の10個です。

  • Googleアカウントの名前を変更しておく
  • Googleアカウントのアイコンを変更する
  • 個人情報の公開範囲を変更する
  • 投稿内容や投稿写真に気をつける
  • 自分の生活圏内で投稿しない
  • 「制限付きプロフィール」をオンにする
  • 「ロケーション履歴」をオフにする
  • Googleのガイドライン違反をしない
  • 口コミ投稿用のアカウントを作る
  • Googleローカルガイドを退会する

それぞれ詳しく解説していきましょう。

Googleアカウントの名前を変更しておく

最初の身バレ対策は、Googleアカウントの名前を本名から違う名前に変更することです。その手順は以下です。

  • Googleアカウントにログイン
  • 右上の自分のアイコンをクリック
  • 「Googleアカウントを管理」をクリック
  • 「個人情報」をクリック
  • 「基本情報」の名前>をクリック
  • 「名前」右のペンマークをクリック
  • 「名」「姓」を変更
  • 「保存」をクリック

「名」と「姓」をそれぞれ入力する必要があり、名前だけ・苗字だけは登録できない点は覚えておきましょう。

Googleアカウントのアイコンを変更する

Googleアカウントのアイコン写真は、何も設定していない場合は、登録した名前が表示されます。アカウント名を本名ではない名前にしておけば、アカウントアイコンから身バレする心配はないでしょう。

もしアカウントに何らかの個性を出したい場合はオリジナルのアイコン写真に変更しても良いかもしれません。その場合のアイコン写真は、人物以外でも大丈夫です。

アカウントのアイコン写真を変更する手順は下記のとおりです。

  • スマートフォンまたはタブレットでGoogleにログイン
  • 右上のプロフィール写真をタップ
  • プロフィール写真上のカメラアイコン > [変更] または [プロフィール写真を追加] をタップ
  • 新しいプロフィール写真を撮影または選択
  • プロフィール写真をドラッグして正方形の中央に配置
  • [プロフィール写真として保存] をタップ

ここで設定したアイコン写真は、すべてのGoogleサービスで使用されます。更新されるまでは、最長24時間かかる場合もあるようです。また、アイコン写真の設定は表示しない設定も可能です。

個人情報の公開範囲を変更する

Googleアカウントの個人情報は設定により一般ユーザへの公開範囲を変更できます。個人情報はすべて非公開にはできませんが、公開する情報を少なくすれば身バレしにくくなるでしょう。

Googleサービスのプロフィール情報で、情報を「自分のみ」か「一般公開」するか選択可能です。

  • 生年月日
  • 性別
  • 勤務先などの就業情報
  • 個人および勤務先の連絡先情報
  • 住んでいたことのある場所
  • 学歴

個人情報の管理方法については、Googleアカウントヘルプをご覧ください

投稿内容や投稿写真に気をつける

身バレの原因でも解説しましたが、投稿内容や投稿写真に身バレするような情報や印象に残るような内容が入り込まないよう気をつけましょう。例えば次のようなケースなどです。

  • 印象に残るエピソード(店員ともめた、店内で騒いだ、問題を起こした)
  • 利用した時の具体的な状況(家族やグループ構成、注文した内容)
  • 私物や服の一部
  • 配膳時のスタッフのミスで汚れた服のクリーニング代が支払いがなかったこと

クレームに近い口コミを投稿する場合は、逆に訴えられる可能性もあります。Googleのガイドラインに違反していないか確認をしましょう。

また、個人が特定されてしまうのは、写真の画角でどこに座っていた人か推測されたり、ガラス越しや黒いインテリアなどに顔が映りこんだりしているケースです。

以下の写真では、人物ではありませんが、ヘルメットに映りこんでいるコーヒーカップが確認できます。

投稿する写真や動画に注意する

写真や動画付きの口コミは内容に信憑性を与えるため、ユーザーにとってイメージしやすく参考にされやすいメリットがあります。しかし、投稿者にはリスクが高くなるため、写真や動画に個人を特定される情報が映っていないか十分に注意して投稿しましょう

自分の生活圏内で投稿しない

口コミ投稿するお店やサービスが自分の生活圏内ばかりであれば、居住地域がなんとなく予測されるでしょう。「地域の応援隊」といったポジションやブランディングをしたい場合は、あえて自分の生活圏内のお店に絞って口コミするのもおすすめです。反対に、居住地域を予測されたくない場合は、できるだけ口コミ投稿する対象の店を分散させるようにしましょう。

プロフィールに制限をかける

自分のGoogleアカウントの情報は、公開か非公開にするかを選べます。プロフィールに投稿履歴を表示したままにしていると、過去の口コミをもとに「誰かわかる」「個人が特定される」可能性があります。「制限付きプロフィール」にすることで、個人の身バレを防げる可能性があります。下記の手順で設定します。

  • Googleアカウントにアクセスする

    Googleアカウントにアクセスする

    口コミをする自分のGoogleアカウントにアクセスする。Googleアカウントへのアクセスはこちら

  • 個人情報をクリック

    個人情報をクリック

    左メニューにある個人情報のメニューをクリックして、Googleアカウントのプロフィールを確認できるページに飛びます。

  • ユーザー情報に移動をクリック

    ユーザー情報に移動をクリック

    個人情報のページをスクロールしていき、他のユーザーに表示する情報の選択のところから、「ユーザー情報に移動」をクリックして次のページに飛ぶ。

  • ユーザー情報から非公開したいものを選択する

    ユーザー情報から非公開したいものを選択する

    基本情報の箇所から、図のように「名前」「プロフィール写真」「性別」「生年月日」が選択できます。右に表示されているアイコンによって、現在、「自分のみ」の公開か、「一般公開」されてるかがわかります。

  • 自分のみを選択して、保存

    自分のみを選択して、保存

    非公開にしたいプロフィール情報に遷移して、「自分のみ」をクリックする。その後、保存をして、非公開の処理が完了です。

  • 注意が必要なのは、「名前」と「プロフィール写真」は非公開にはできません。
    自分がする口コミで身バレをしたくないのであれば、「名前」と「プロフィール写真」が他人からはわからないようにしましょう。

    「ロケーション履歴」をオフにする

    Googleのロケーション履歴は、Googleマップと連携しており、あなたがスマホと一緒に移動したデータが確認できます。この機能は、旅行の記録や以前訪問した店や建物の場所を忘れてしまったときに役立ちます。

    その機能をオフにするには次の手順です。

    • Googleアカウントの管理にアクセス
    • 「プライバシーとカスタマイズ」をタップ
    • 「アクティビティ管理」から「ロケーション履歴」をタップ
    • ボタンを「オフ」にする

    ロケーション履歴をオンにしておくと、リアルタイムでおすすめのショップ提案や紛失したスマートフォンの探索、通勤経路の交通状況確認などに便利です。

    ただしデフォルトではオフになっている機能です。オンにした覚えがない人は、とくに設定する必要はありません。

    Googleのガイドライン違反をしない

    Googleは、口コミ投稿に対してガイドラインを守るよう呼び掛けています。とくに「禁止および制限されているコンテンツ」を投稿しないように気をつけましょう。

    「禁止および制限されているコンテンツ」には次のようなものがあります。

    虚偽のコンテンツ(嘘の投稿・なりすまし・間違った情報)
    不適切なコンテンツ(ハラスメント・ヘイトスピーチ・わいせつ表現・暴力表現・テロ)

    ほかにも個人情報をさらす、著作権の侵害、子どもの虐待表現、テロに関するもの、宣伝と勧誘なども対象です。ガイドライン違反をすれば、法的に訴えられるケースもあり、その時に誰が投稿したか特定されてしまいます。

    口コミ投稿用のアカウントを作る

    ビジネスやプライベートに使用するGoogleアカウントとは別に、口コミ投稿用のアカウントを作るのも身バレを防ぐ手段のひとつです。Googleアカウントの登録数には、とくに制限はありません。

    使い分けなければいけませんが、口コミ投稿用のアカウント名やプロフィール写真を誰も知らない状況で運用すれば、ほぼ身バレの可能性はないでしょう。

    Googleローカルガイドを退会する

    口コミの運用自体をやめたい場合は、Googleローカルガイドを退会しましょう。

    その手順は下記です。

    • Googleローカルガイドにアクセスする
    • 「プログラムを退会」をタップする
    • 「ローカルガイドを辞めてもよろしいですか?」に「はい」をタップ

    Googleローカルガイドを退会しても、過去に投稿した口コミや画像は消えずに残ります。もし、口コミ自体を消したい場合は、退会する前に口コミを削除しておきましょう。

    まとめ:身バレせずにGoogle口コミを投稿するのは可能

    この記事では、身バレせずにGoogle口コミを投稿する方法を紹介しました。内容をまとめると次のとおりです。

    • 本名や本人写真で登録しない
    • 身バレのヒントとなるような写真や口コミを投稿しない
    • 自分の生活圏内ばかりで口コミしない
    • アカウントを表示させる範囲に制限をかける
    • 口コミ専用のアカウントを作る

    誰かわからない、個人特定しされず身バレしないからといって、身勝手な口コミ投稿はおすすめしません。一方で、良質な口コミはサービス向上につながるため、積極的に投稿してほしいとGoogleは推奨しています。ぜひともGoogleのガイドラインに沿った良心的な口コミを心掛けましょう。