『ウェブ配色 決める! チカラ』Webデザインの決定権について

ここ2年間、Web系の書籍を買い漁っています。勉強し始める前は、ここまで細かくジャンルが分かれているとは思ってもいませんでした。そんな細かくジャンルが分かれているWeb系の書籍ですが、「配色」にだけ特化した書籍は初めてみました。僕自身、「配色」に悩んでたこともあり、Amazonでひっかかり購入してしまいした。

ウェブ配色 決める! チカラ – 問題を解決する色彩とコミュニケーション

Overview本の概要

知識編、実践編、応用編と3つの階層に分かれております。基礎的な知識から、クライアントとの細かな対応方法まで、配色に特化してポイントがまとまられております。あと、地味にページネーションが振られており、今自分の現在地が知れて、読みやすいデザインになってました。

Memo備忘録

色には、重い色と軽い色がある。重い色をヘッダーの部分に持ってくるより。フッターの方に持ってくる方が配色が安定する。これは、初めて知って腑に落ちたとこで、多くのウェブサイトがフッターで重い色が使われてて納得。ファッションもそういえば、ズボンに濃い色持ってきますよね。だから、白パンツは履きこなしが難しい(笑) ロゴを基本い配色を考える(クライアントによっては、ロゴの配色<コーポレートカラー>変更ができない場合があるため、歯色に縛りが生まれる。)

ボタン上のテキストはコントラストを強める。

クライアントが指定した色が使いにくい場合(たいてい、明るい色ということが前提)、アクセントカラーとして、少量使う。

配色について、意見がまとまらねければ、第三者を入れて投票・多数決によって決める。

好きな色から配色を決めるのではなく、テーマカラーに従って、今後のキャラクターを決める。

 

配色は、セオリーよりも好みに引っ張られる。特に、女性は自分がよく使う色を好みやすい。

 

突き詰めると、クライアントが儲かるかどうか。

 

Consideration考察

クライアントさんと最終的に、ホームページの方向性を話すときに、完成間近に急遽デザイン変更をお願いされることがよくあります。その場合、お互いのデザインの優位性に齟齬ができているということです。(僕自身はこっちの方が適していると考えているが、クライアントは別のデザイン<配色>を希望しているという場合です。)

 

ここで、筆者は「売れる」ことが何よりの基準と断定しています。僕自身、この仕事をはじめて一番難しいなと感じているとこはまさにこの部分で、デザイン(もちろん、配色を含める)に正解はないということです。数学の試験とは違います。このデザインの正解は、誰に選択権があるのかということです。

 

ここの筆者の言う「売れる」という基準は、すごく判断が難しいものです。要は、デザインが良いから売れたのか、その売れる物自体が良いから売れたのかを判断できません。(厳密に、これを正確に算出するためには、莫大なコストが生じます。)

 

僕の現段階での、解は「クライアントの納得」です。この中には、もちろん「売れる」という部分も含んでいます。とにかく、デザインの正解に、客観性を求めてはいけないというのが僕自身の考えです。けど、100%この解に縛られたくない自分もいます。複雑な乙女心なんですけどね(笑)。というと、こちらがデザインの根拠とセオリーを持って、デザインしたサイトをつくってもクライアントにはそれを覆す権利があるし、最終的にそれに従うしかないのかなとは思っています。経験的に最終段階で「背景をガラッと変えて」と言われることなんて結構あるんですが、それださいっすよとはなかなか言えないもんです。僕の中でもラインみたいなのがあって、そこを越えてのデザイン変更には、異議を唱えることは多々あります。

 

こればかりは、やはり「コミュニケーション」の必要性をすごく感じます。

 

Summaryまとめ

最後のページで、筆者と矢野りんさんが対談している場面で、この本はコミュニケーションの本だとおっしゃっています。確かに、細かくクライアントを意識して配色に関してパターン分けしています。インターネット分野の仕事で、逆にコミュニケーションが一番大事だということを気付かされる今日です。 いろんな分野でこれから先も、オートメーション化が進み、AIの進出もめまぐるしいですが、このコミュニケーションだけは、人間の尊厳たる最後の砦になるのではないかなと思います。

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ウェブ配色 決める! チカラ – 問題を解決する色彩とコミュニケーション

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