引き算する勇気でシンプル思考を身につける19のポイント

引き算する勇気でシンプル思考を身につける19のポイント

本日、ブログに書かせていただく本は久々の経営本(制作・デザインとは少しかけ離れた)です。 一人で仕事を始め出して、たぶん2年ほど経ちます。(すごくアバウトな理由は、一人でスタートしたというタイミングがどこからなのか、自分でもわかっていないので)すると、やはり一人でプラグラミング覚えて、デザイン覚えてしていくとやはり自分のできる範囲は確実に増えてきました。つまり、事業内容が拡充してきております。

今回、読ませていただいた本は、そのままで大丈夫??といった疑問を僕に投げかけてくれた本でした。

引き算する勇気 ―会社を強くする逆転発想

Overview

タイトル通り、今活躍している会社のほとんどは、引き算できる経営をしている会社だと筆者は説いています。その題を、あらゆる角度・視点から理論の補充をしていて、また方法論も具体的に書かれておりました。また、グラフ・統計を頻繁に使用して、理論を実証されています。あの方はもちろん、経営に携わってる方にはオススメの本となります。

New Discovery

足し算に陥らないための8つの心得

隣の芝生は青くない、前向きな「やならい」、「多い=豊か」ではない、増やすと経営資源が分散する、全員に好かれようとすると誰にも好かれなくなる、「付加する価値」から「引く価値」へ視点をシフトする、長期的な視点で考える、「引くことは怖くない」。

無い物ねだりで、競争相手の真似をしても勝ち目はない。自分の芝生をもっともっと青くすることを考える。足し算をしても、リスクが分散されるわけではなく、「経営資源」が分散される。みんなの声に答えようとして、足し算しても逆に顧客が離れる結果となる。全ての人を対象としようとすると、誰からも受け入れられなくなる。

足し算をすることの障害は、1つにまず経営資源が分散されること。2つ目は、個性の希薄化を生む。ケーキ屋では、ケーキ以外には売らないほうがいい。最後に、競争が激しくなるということである。足し算することで他社と熾烈な競争に勝たないといけなくなり、利益が出にくくなる。また、他社に真似をされやすくなる。

「何をしないかを決めることは、何をするのかを決めるのと同じぐらい重要だ」 by スティーブ・ジョブズ

「脱総合」。ラーメンを売るお店と、ラーメン売るお店では決定的な違いがある。

引き算ができないと、ついつい伝えすぎる。伝え過ぎても、伝わらないので選ばれない。

強みの3つの条件。「顧客にとって価値がある」「独自性」「自社の専門性・独自技術を背景にしていること」

デザインも同じで、メリハリ(強弱・大小)と余白をうまく使うことで、インパクトを与えることができる

制約にもポジティブな面が3つある。

制約があるから、引き算が促進され本質的な魅力が引き出される。 制約があるから、真に重要なことに集中できる 制約があるから、工夫が生まれる(スピード化、改善が進む)

引き算をすると専門性が高いと認識され、消費者の知覚品質が高くなる

引き算企業は、イメージされやすく、リピートされやすく、ブランド力が強くなる

引き算をして、新しい価値を生むことこそが新しい付加価値をつけるということ

yahooのトップページに比べて、googleのトップページこそが引き算思考のデザイン・発送と言える(検索窓だけついている)

売らないものを決める。アップルに誰も冷蔵庫を売って欲しいと思わない。品揃えの引き算で引力をつける

ターゲット層・市場を引き算する方法もある。(カップル専用宿、高級志向の紅茶専門店など)

iPhoneこそが現代の引き算商品。シンプル志向で、考え抜かれたデザインなので説明はいらない

サービス業では、「結果」はもちろんのことだが、「プロセスも重要になる」 Web制作でも、プロセスを引き算することで強みになる部分があるかも?

常識を引き算してみる(看板を引き算した居酒屋、席・店の規模を引き算した美容院など)

モノで絞って、コトでひろげる(掛け算する) 抹茶 × ワッフル、抹茶 × 大福、抹茶 × ジェラートなど

引き算する勇気でシンプル思考を身につける19のポイント

Summary

冒頭で言いましたが、僕自身スキルの向上とともに、業務範囲が拡大していることは事実です。(そらもう、ビックルするぐらいいろんなことができるようになりました。)ただ、じゃあ全部それを仕事にしていくのか?足し算していくのかというと違うなーって。この本を読ませていただいて痛感いたしました。足し算志向(できることをどんどん増やして、Webの何でも屋になっていくこと)では、大手にはかないません。たとえ、僕がすごいスキルの持ち主でも、2人3人が相手となるとかないませんからね。スキルを横に伸ばしていくのではなく、縦つまりもっともっと掘り下げていくことが改めて重要なんです。自分のスキルを尖らせる。

過去に読んだ本で、To Do Listを作っている人はいっぱいいるけど、Not To Do Listを作っている人はいないという話を思い出しました。(その概念自体、新鮮に受け止めた記憶があります。)僕もこの業界で色々勉強していく中で、足掻きまくって、この業界の関係図を認識できてきました。(エンジニアとコーダートデザイナー違いを知りませんでしたし。)そこで、単純にやはり自分に合ってないということで、今後勉強しない(Not To Do List)ことは決めています。概要などは抑える価値があるので、さらっと程度に止めてます。DB周りとか、バックエンドのプログラミング言語など。まさしく、選択と集中ですね。(けど、ほんとは趣味レベルでもいいの、バックエンドのこともどんどん勉強したいつもりではいてます。)

今回の引き算思考もついつい、みんな忘れがちで、怖がって引き算できなかったりします。が、僕はどんどん意識して、引き算する。また、どんどん深くスキル・できる分野・範囲を掘り下げていく。鋭角に鋭角に、どんどん尖らせていこうと決意しました。 Simple is Bestを再認識させていただいたいい本でした。

引き算する勇気 ―会社を強くする逆転発想

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