僕がECサイトを全面リニューアルするのに行った5つの手順

僕がECサイトを全面リニューアルするのに行った5つの手順

最近手がけた案件で、2、3年前に制作されてから売り上げのないECサイトのリニューアルというものがありました。スパンとしては、1ヶ月半ほどで制作しました。(ただし、商品データ作成は現在も進行中です。)リニューアルするサイトは、ECサイトでも少し「特殊」ではあったんですが、ECサイトをリニューアルする手順を今後のためにも備忘録として自分の中でも整理しておきます。

特殊な前提について

・ECサイトの取り扱っている商品点数(6万点以上)
・卸業者であること(BtoB,BtoC)
・組み込まれているシステムが複雑
・担当者がバラバラ、古い

以上の4つです。本題に入る前に、「特殊」な部分についての話をします。

ECサイトの取り扱っている商品点数(6万点以上)

実際に、6万点という数字を舐めていました。とてもじゃないですが、僕一人でできる量ではありませんでした。何年もかけて登録されたデータですから、それを短い期間で作り直す・リニューアルするというのはかなり大変な作業であるというのは自明でした。この点に関しては、外注するしか選択肢がありませんでした。

卸業者であること(BtoB,BtoC)

卸業者であることで、何が困ったかというと、発注書などの対仕入先に対するシステムがないということです。基本的に、ネットショップの機能としてあるのは、対お客様へ向けての機能ばかりだからです。(納品書の発行、顧客管理機能など)。やはり、カラーミーではない機能なので(もしかしたら、提供されているAPIなどで、システムは作れるかもですが予算的に厳しい)、代替案を考える必要があったこと。

組み込まれているシステムが複雑

クライアント様の既存のECサイトが特殊なCMS(soyCMS)で組まれていました。なおかつ、更新がずっと止まっており、商品登録作業などをするとエラーを吐き出す状況。いつショップ自体が表示されなくなってもおかしくない状況でした。

担当者がバラバラ、古い

ネットショップの運営者や、商品データを作成した人、デザインをした人など、過去色んな方法でやられており、商品詳細に統一性がありませんでした。(画像のサイズはバラバラ、FTPの保存場所が人によって異なる、カテゴライズがバラバラなど)

こういったかなり特殊な事情のもと、カラーミーにて以下の5つの手順で、ECサイトをリニューアルしていきました。

では、実際に5つの手順を具体的に説明します。

リニューアルへの5つの手順

リニューアルの目的と目標を決める

まずは、これが一番大事ですね。これだけでもかなり時間を費やしました。簡単に言えば、「利益を上げる」なんですが、そのための方法論を決めないといけません。また、僕自身が商材と業界について詳しくなること。売れ筋商品を把握して、なぜ売れているのかを知ること(商品の強みを認識すること)。また、どんな商品を売っていきたいのかなど、商品点数が多いのでかなり苦労しました。商品の理解を深めるというのも、継続して行いました。「何を売っていくのか」を共通認識として、クライアントとの間に持っておかないと、デザインの共通認識に齟齬が出ます。

ECサイト構築のシステムを決める

現在、ECサイトのシステムはたくさんあります。EC−CUBE、CS−CARTなどたくさん出ております。それぞれ、システム料金が異なり、それぞれ調べて、クライアントにわかりやすくプレゼンする必要があるでしょう。また、何よりも大事なの運用面からも考えるということです。受発注担当者がこれから使用していくので、そういった観点からも、webに詳しくない人でも扱えるようなシステム導入を考えないといけません。その点、カラーミーは受発注者にとっても管理画面が見やすく、扱いやすいシステムと言えます。

コンテンツを吟味し、取捨選択する

もともと6万点ある商品。再カテゴライズと売れ筋商品のリストアップ。そして、何を売って、その商材をどういう風にデザイン、掲載していくかを吟味していきます。コンセプトは「お客様が迷わず、欲しい商品を簡単に見つけることができるショップ」です。そのためにも、掲載しない商品を決めていくだけでも、大変な作業でした。

データ登録と同時に、コーディング

データ登録しては、バナーを作成して、トップのデザインを考えて・・・これの繰り返しです。コンテンツが決まれば、商品データ登録はひたすら作業です。幸い、カラーミーは一括登録システムが簡単に使えてたので、商品の移行も思ってるよりはスムーズに進みました。(商品データがバラバラってのは苦労しましたが)あとは、トップページ→商品一覧ページ→商品詳細ページの基本ページと、配送方法、送料設定、カート、会員登録など通常のWebサイトでは違う部分も、カラーミーでは作りやすかったです。デザインに関しては、wordpress同様、テンプレートが用意されており、ほとんどCSSでリデザイン可能でした。

予算に沿ったマーケティングを実行する

ホームページをつくることが目的になってしまいがちですが、「目標」を忘れないようしないといけません。利益を上げるためにやることはたくさんあります。所有サイトからのバナー・導線を引く。既存のお客さんに向けてセールスレターを書く。リスティング広告をかける。こちらはまだまだ、これからもずっとトライアンドエラーを繰り返して、利益を上げていっている段階です。Webマーケティングについては、僕自身もまだまだな部分があるので、これからもっと勉強していかなければいけない分野だと考えています。

Summaryまとめ

クライアントさんでよくあるのは、Web関係のことなら、全部できると思われていることです。そして、たまに「ホームページを作る」と言った定義がかなり広い方もいらっしゃいます。(ECサイトやマーケティング、利益を上げることまで含んでいたりしています。)とは言っても、やはり単純にECサイトでは特にですが、作った後の方が重要だったりします。そういう意味では、デザイン性を追求するしていくよりは、利益を追求できる「ホームページ」を作っていかないといけないなと改めて再認識しました。

ECサイト作成に当たって注意した、マーケティング面で実践した部分は改めてまとめようと思います。

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